【社会】呼吸器外し９０歳“安楽死”、殺人容疑で医師聴取－北海道

あさがお▲▲

　北海道羽幌（はぼろ）町の道立羽幌病院（佐藤卓院長）で２月、
当時勤務していた女性医師（３２）が、無呼吸状態に陥った男性患者
（９０）の人工呼吸器を取り外し、死亡させていたことが１３日、わ
かった。家族は医師から「治療を続けても改善しない」と説明され、
治療停止に同意したという。

　道警は、患者の意思を確認していない上、回復の見込みについての
判断が不十分――などの理由から「安楽死」として認めることはでき
ないと判断、殺人容疑で医師の事情聴取を進めている。医師は「信念
に基づいて行った行為で、是非は司法の判断に委ねたい」などと供述している。

　安楽死を巡っては２００２年１２月、川崎市の川崎協同病院で、
医師が患者の気管内チューブを取り外した上、筋弛緩（しかん）剤を
投与して死なせたとして殺人容疑で逮捕された事件（横浜地裁で公判中）
などがあるが、延命治療を停止する行為だけで殺人罪で立件された例はない。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040514i201.htm

こういうのは本当に難しいんですよね…。私もこの前大学で安楽死についての講義を
受けましたがめちゃくちゃきわどい問題らしいです。