１３年前に偽装自殺したテネシー州の男が、カリフォルニアで元気に生きていることが判明

変態仮面φ ★

詐欺と強盗の容疑を逃れるために１３年前に偽装自殺したテネシー州の男が、
カリフォルニアで元気に生きていることが判明した。

１９９１年、フィラデルフィア近郊のデラウェア川の近くに停めた車に遺書を残して、
マーク・ペイズリー（現在３４）は姿を消した。
ペンシルベニア州警察のグレン・ブルーによると、ペンシルベニアでのクレジットカード詐欺と
テネシー州での強盗容疑で、ペイズリーは追跡されていた。

死体が発見されなかったため、ペイズリーは自殺していないのではないかとブルーは疑いを抱き続けていた。
ブルーは連邦保安官逃亡者特別捜査班に所属している。
最近３年間も定期的に捜査を続けてきた彼は、ついにペイズリーの兄ジョゼフがテネシーに住んでいることを
突き止めた。

当初、ジョゼフが逃亡者本人ではないかと疑ったブルーだが、サンフランシスコに
もう一人のジョゼフ・ペイズリーが存在することを探り当てた。
その男こそマーク・ペイズリーだった。兄の名前を騙っていたのだ。

マークは詐欺と窃盗の容疑でカリフォルニアで逮捕されていた。ブルーによると今週初め、
素性を認めたペイズリーは逃亡者として再逮捕された。

ペイズリーは３０日以内にペンシルベニアに連れ戻され、本来の容疑に加えて逃亡罪で裁かれる予定。

偽名で逃亡中の犯人を捕まえることは毎年１，２件あるが、ペイズリーのように偽装自殺する事件は珍しいと
ブルーは語っている。
「こんなに手の込んだ事件は滅多にない」

http://bateman.txt-nifty.com/newsblog/2004/05/post_18.html