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早い者勝ち 国と自治体が滞納税徴収で熱い「バトル」
- 1 :飼育係φ ★:04/05/16 12:06
- 長引く不況で膨らんだ滞納税は、国税、地方税合わせて4兆5千億円を超える。
これを巡る国、都道府県、市町村の「徴収バトル」が熱を帯びる。
滞納税をどこが徴収するかは早い者勝ち。
滞納者宅への催告や、倒産した場合の差し押さえでは、現場で鉢合わせするケースも。
先手を打つため、情報集めの日々が続く。
横浜市収納対策推進室の職員は先日、固定資産税などを滞納している企業が
「倒産しそうだ」と聞き、夜、経営者宅を訪ねた。
「せめて10万円ずつでも」と分割で納めてもらうよう説得し、約束を取りつけた。
帰ろうとしたら、玄関の呼び鈴が鳴った。
「税務署の者です」。背広姿の男性は国税の催告。お互い何も言わず、玄関ですれ違った。
「滞納する人は、いろいろなものを払っていない。でも、鉢合わせしても敵意をむき出しにはしません」
国税徴収法と地方税法には、それぞれ「差し押さえ先着手(せんちゃくしゅ)」の原則があり、早い者勝ちだ。
土地・建物、預金や給与、生命保険、自動車、電話の加入権……。
督促に応じない滞納者の場合は差し押さえる。徴税の職員が競合するのは、この場面が最も多い。
02年度に365億円の滞納を抱えた同市は、同年度に1万1557件を差し押さえた。
埼玉県税務課の職員は「滞納額の多い企業が倒産したときなどは国税も県税もヨーイドンだ」。
滞納企業の取引先の預金を押さえようと銀行へ急いだら、税務署がタッチの差で先に入っていた。
担当者たちは日々、情報収集に懸命だ。経営状態を聞き出そうと、取引先、友人、知人を探る。
メーンバンクを割り出すため、事業者の出勤経路を確認して歩く。
倒産したと知るのは、銀行の取引情報では遅い。定期的に滞納者の事業所を訪ね、
シャッターが下りていないか、張り紙はないか目を凝らすという。
景気の低迷が続くなか、倒産や失業に追い込まれた人たちにとっては、厳しい徴収でもある。
だが、「国も県も市町村も財源不足。自主財源は税金が中心。競合は覚悟のうえだ」と埼玉県の担当者は話す。
http://www.asahi.com/national/update/0516/004.html
- 16 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:04/05/16 14:16
- こんな漫画なかったっけ?
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